[mameka 00018] マメの分子遺伝解析に関する情報
Date: Wed, 14 Apr 1999 15:36:59 +0000
From: cmkaw@komaba.ecc.u-tokyo.ac.jp (M. Kawaguchi)

mamekaの皆様

 マメ科植物には、遺伝地図の作成や分子遺伝学的解析にむけての解析は
いろいろなマメで進行しています。先程私のところで研究をしている学生
がミヤコグサメーリングリストとかいてしまいましたが、マメ科MLの誤り
です。すいませんでした。マメ科の良さは、形態、二次代謝産物、種子タ
ンパク等の様々なレベルにおける多様性と資源としての有用性にあるので、
集中的に解析すべきモデル系は必要ですが、いろいろな系がなければマメ
の良さは発揮されません。

お詫びにいくつかマメの情報を記しておきます。

遺伝地図の作成が進んでおり、変異体の蓄積の多いものとして
エンドウ (Pisum sativum)
があります。

それから
インゲン(Phaseolus vulgaris)
緑豆  (Vigna radiata)
ダイズ  (Glycine max)
シナガワハギの仲間  (Melilotus alba, M. polonica)
も遺伝地図の作成が進展しております。

アルファルファの仲間 (Medicago truncatula)
は、ミヤコグサと並びマメの新たなモデルとして注目されているもので、
最近アメリカが力を注いでいます。

クローバーの仲間  (Trifolium subterraneum)
は、オーストラリア国立大のチーム、それから、

レンゲソウ (Astragalus sinics)
は、広島大の山田先生・藤江先生や阪大の室岡先生・林先生が精力的に研究されて
います。

それ以外にも、ユニークな材料をあげると、
オヤマノエンドウの仲間ハ (Oxytropis leptophylla)
エビスグサ (Cassia obtusifolia)
を用いて中国の研究者はプロトプラストからの植物体再生を行っています。

 
以上簡単ですが、なにかの参考になれば幸いです。

川口正代司 
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